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暖水流が南極の海氷溶解に関連

NASAのアイスサット(ICESAT)からの中継データによると、地球観測衛星の科学者達は、南極にたどり着いた暖水流が、棚氷にぶつかっているのが、昨今の南極の氷消失の加速の主な理由だと主張しています。科学者からのデータは、極地で氷が溶ける原因として知られている2つを効果的に識別しています。1つは、溶ける原因になる上流からの暖気で、もう1つは、下からの暖水流です。この新発見は、将来、温室効果ガスによって引き起こされる水面上昇予測を拒否した科学者達の間で論議をかもしています。

Warm Ocean Currents Cause Majority of Ice Loss from Antarctica

研究者達は、主に西南極にある20個の氷棚が、特に流れている暖かい海流によって、薄く溶けっていっていると結論づけました。

研究リーダーのHamish Pritchardは、これらの南極氷棚は、事実暖水流が放つ熱によって凄まじい量の氷を失っていると指摘します。消失する氷の量は、暖気によって消失する表面上の氷の量よりも実際のところ驚くほど多いのです。

Warm Ocean Currents Cause Majority of Ice Loss from Antarctica

最先端のレーザー観測機を装備したICESATは、様々なレベルから氷棚の高さを計測しました。そして、2003年から2008年の3年間で、4.5百万の時系列の高度データを構築しました。集められた莫大な量のデータに基づいて、この驚くべき新事実を導き出した信頼できるコンピュータモデルは組み立てられました。この裏づけされた衛星データの結果に支えられ、科学者達は将来良く似た研究が、もっと信頼できる方法で海水位の変化を予測可能にすると見込んでいます。

Via: Nasa

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