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自然と近づくミルソン島スポーツスタジアム

スポーツスタジアムといえば鉄とコンクリートでできているのが普通ですが、ミルソン島スポーツスタジアムの原案はより自然に近い環境を提供するようになっています。アレンジャック・コター建築によってデザインされ、このスタジアムはオーストラリア・ニューサウスウェールズのホークスベリーリバーにある小さな島に位置します。エコフレンドリーで楕円の形をしたこのスタジアムは30%はベニヤ板でできていて、スポーツやコンサートなどに使われます。島にあるスタジアムなので、観客はボートに乗ってやってきます。

選手やパフォーマーに天然な雰囲気を感じてもらうために、デザイナーはスタジアムの4本足の部分をガラス張りにしました。天然の太陽光は屋根のグリルを伝って差し込み、円形屋根は傾斜が付いていて雨水を直接排水しつつもゴミを残しません。このようなデザインはコンピューター・シミュレーターを使って行いました。

スタジアム内には換気グリルが張り巡らされていて自然通気を実現します。屋根には12個のタービンが付いていて空気の出し入れを調節します。スタジアムのユニークなデザインは子供達に人気が出るでしょうし、競技や演技をしながら自然との接点を保てることになります。

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