ソーラーハウスといえばグリーンな生活の象徴としてここ数十年存在してきています。基本的な課題といえば太陽電池パネル設置のスペース確保と最新住居に十分な電力を確保するということです。アメリカの専門機関の再生エネルギー研究所によると、このシステムで5キロワットが発電され、ほとんどの住宅に対応できる量だということです。ほとんどのソーラーパネルはこれ以下の量しか発電できません。そんな中、最新の太陽電池パネルシステムは新記録の150キロワットを発電できるということです。
ソーラーワールド社は太陽電池パネル専門業者で、カリフォルニア内に250ワットの単結晶パネルを600世帯分設置しました。このユニットは150キロワットという驚異的な電力を発電可能で同社内での記録はもちろん、ソーラーパワー住宅の全分野においても新記録であると見られています。
一般のソーラーパワー住居と違い、このシステムは山岳沿いの住宅に採用され、自然の雰囲気を保つためにパネル間に隙間も設けられています。同社のターンキーシステムは電力会社にとっても消費者のニーズに応えたカタチで電力供給を可能にし、その他のオンサイトサービスにおいても柔軟に対応できます。
世界記録に関しては正式に認証はされていませんが、巨大なスケールの為に電力貯蔵・供給には15個の変圧器を必要とします。今回のこの素晴らしいプロジェクトはソーラーパワー住宅は低電力にしなくてはならないというこれまでの常識を覆し、グリーン住居の未来を広げるものとして期待されています。