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『ピピストレル・トーラスG4』 双胴体、電動4人乗り飛行機

Pipistrel Taurus G4

スロベニアの航空機メーカー、ピピストレルは、最新のプロトタイプトーラスG4を発表しました。 これは2011年9月に開催されるNASA・CAFEグリーンフライトチャレンジに参加する予定です。 このユニークなデザインの、電動で推進する航空機は、2つのピピストレルG2航空機を合わせたような、最新の電動航空機です。 このトーラスG4は4人乗りで、別々の2つの機体を持っています。 2つの胴体は真ん中のスペースに、大きなモーターとバッテリーを併せ持っています。 航空機の翼幅は21.4mで、これがG4を非常に大きな航空機にしています。


この環境に優しいデザインは、特にコンペのためにピピストルが、僅か4カ月でデザインし建設しました。 電動モーター(150キロワット)とバッテリー(重量499㎏)は、この航空機の全体の殆ど半分の重量で、中央に設置されています。 因みにこれが空の時の重量は1トンです。 G4の電動モーターは、これまで使用されている最もパワフルなモーターの一つです。

G4は非常にエネルギー効率がよく、これはコンペで必要とされるもので、参加する飛行機は最低でも、1ガロン当たり321kmの等価燃料効率で、2時間以内に321㎞飛行する事が必要となります。 これ等はトーラスG4が満たすべき必要条件です。 この飛行機は、従来の飛行機として最も見合ったもので、デザインはより大きな航空機の為に使用されるものです。 ピピストルは2012年の終わりまでに、初めての実用化テストフライトが行われることが期待されています。

Via: ワイヤード

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