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『ハイチ淡水化』 太陽の力を借りる蒸留器

Solar powered water distiller

この驚くべき装置は「ハイチ・淡水化」と呼ばれ、淡水化をヒントにしたもので、この装置がまさに実行するものです。 この装置は実は蒸留器で、太陽エネルギーで海の塩水を蒸発させ飲料水を生産します。 蒸発した水は、別の小さな部屋に蒸気を導く管を通り、そこでクリーンな飲料水を生成するために凝縮されます。

ジョー・カスパーは、新鮮な水不足に直面する様々な国の危機を解決する可能性を秘めている事に気付き、このコンセプトをデザインしました。 プロジェクトを「ハイチ」と名付けたのは、この島国が、豊富な塩水である海水に囲まれてはいるものの、ハイチがまだ、飲料水不足に直面し続けているからです。 この蒸留器を通して、事実上全く使用されていない海水と太陽放射線を使って、この装置はゆっくりと海水を飲料水に変換します。

装置は海水を含んだ、非常にシンプルで平面的なジャーで、外側に黒いカバーが掛かっています。 この上に別の小さな容器があり、集められたクリーンな水が入っています。 蒸留器はどの様な電力の形式も必要とせず、塩水を蒸発させるために太陽熱に依存しています。 このプロジェクトは、持続可能な飲料水へのアクセスを提供するという、国連の目標に触発されています。

このプロジェクトは、不純な飲料水による、水を媒体とする病気に感染する人の数を減らす事になり、スラムに住む人々に恩恵を与えるかもしれません。 これとは別に、新鮮な水の備蓄を欠いている、アフリカや別の地域でも多くの国々があり、豊富な海水を飲料水に変換すると、これらの地域の飲料水の欠乏を、確かに解決出来るでしょう

 

Via: コロフロット

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