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シャーレ・ア・ゴベットホテルに登場したプラネタリウムの詳細

スイスといえばフランス語がメインで使用されるローザンヌ地方が有名です。ローザンヌはスキーやウィンタースポーツで知られるシャーレ・ア・ゴベット村を忘れることは出来ません。こじんまりとかわいらしいこの村には毎年ウィンタースポーツを楽しみに多くの人が訪れます。しかし2007年に起きた火事でこの村の歴史ある馬小屋が焼け落ちてしまい村の景観にも影響を与えてしまいました。そんななか2011年になってローザンヌ地方とラ・ポルテ・デス・エトイルスが手を組んで、この馬小屋を新しく拡張して生まれ変わらせるための建築デザインコンテストを開催しました。33個のエントリーの中から選ばれたのはJBフェラーリチームでした。

この建築家グループは現存する建物部分を古きよき時代にタイムスリップさせるようにリノベーションし、再建築する焼け落ちた部分は主張を抑えながらもモダンなイメージに作り上げるプランを練りあげました。このプロジェクトのポイントは昔の建物を作り直すだけでなく現存する建物の一部を改造してプラネタリウムや科学技術センターに作り変え、観光業の更なる発展に貢献させようというところにあります。

プラネタリウムのデザインは天空の世界を満喫できるような作りになっています。そのため、銅パネルで作られた半透明の外壁を持ち、幾何学的デザインで作られたスペースは隕石や宇宙船など想像させ、訪れる人々を魅了するはずです。

生まれ変わった馬小屋は昼間は自然光を取り入れ、夜は満天の星空を眺められるような作りになっています。またプラネタリウムと馬小屋、増築部はパブリックスペースつながっており、より多くの人が集まり活気に満ちたスペースになることうけあいです。

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