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13歳が考案した木のようなソーラーエネルギー発電機

技術は進むにつれ、自然界の素晴らしさを逆に実感することになります。なかでもソーラーエネルギーに関してはかぎりある資源の対策として注目を浴びています。これまでにも数々の実験が成功していますが、価格が高いということと低い実用性のお陰で一般使用にはまだ夢のような話です。しかしニューヨークに住む13歳の学生が高校のプロジェクトでのリサーチの最中に太陽を有効利用する秘密の方法を開発しました。

エイデン・ドーヤーさん13歳は自宅の裏庭で太陽の光を集めて効率よく利用するという太陽電池パネルの実験をした結果がアメリカ若者自然歴史美術館賞を受賞し、当サイトにエッセーを寄稿しています。

そのエッセーの中でキャットキル山の木の枝のカタチが研究のアイデアを与えてくれ、そのカタチを真似て木の形をしたソーラーパネルシステムを真似して作ってみたと言っています。その中で研究内容とその結果を書いています。

彼によると木の枝の形の秘密は古代数学に関連があるということです。この木には枝の形成パターンに一定の方向性があり、例えば桐の木は5分の2の作りでそれは2個の螺旋で5つの枝を周囲に巻き込んでいて、こうすることによって枝同士がお互いに邪魔をせず、太陽光を取り込むことができるようになっているのです。同じようにして太陽電池パネルを作り、このカタチは通常の平らな表面で45度の角度というものとは異なっています。

結果は大成功です。独特のカタチが影によって生じるエネルギーロスを抑え、常に太陽に向かっており平らな表面では実現できなかった効率を達成しています。冬の暗い条件下でも50%の効率アップを実現しており見事というより他ありません。

若き才能のこの発見は世界中の専門家の注目を集めています。このことからも人間は自然には勝てないということが分かります。

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