ジャイロ、またはフライホイールシステムで動くスラストサイクルSRTは3輪車でバランスを見事に取りながら進み、ブレーキ連動発電も実現します。そこらの3輪自動車とはちょっと訳の違う一台です。これはジャイロスコープ制御システムによって垂直立走行、および駐車時も真っ直ぐを保ちます。
SRT最新式は真ん中のホイールに付いた電気ハブモーターで動き、後ろのタイヤは舵を取り前輪が方向を決めます。運転席に座るとジャイロシステムが作動して直立するのです。倒れる力に対抗することができるのです。フライホイールに蓄えられる運動エネルギーは科学電池に接続し、一度の充電で長時間の使用が可能です。
他のフライホイールエネルギー貯蔵システムとは異なり、ジャイロスコープにおける応用はSRTでしっかり成功しています。担当チームはインタビューの中で、下り坂道でのブレーキ力をリサイクルすることで効率性の向上を実現しています。さらに空気抵抗や路面摩擦抵抗、軽量化などが強化されています。また、ジャイロスコープシステムは車幅が狭いクルマにも適応できます。
SRTのイマイチな点は、実現化に向けてコスト管理などが全くされていないということです。それでもガス・ハイブリッド・電気エンジン版の開発は検討されていますからもしかしたらあなたも手に入れることができるかも知れません。