一目見たとたん、息を呑むような・素晴らしい・豪華なといった言葉がふさわしい一台です。シエルとはフランス語で空という意味です。まさに空にも届こうかというキャデラックの新型車です。期待を裏切らないクルマでエレガントで最高級のクルマです。
乗り心地：
まず断っておきたいのはこれはコンセプトカーだということです。製品化はまだされる予定はありませんが、いつかは、と期待しましょう。ＧＭはキャデラックの古き良き伝統のイメージを取り戻そうと、現在ロールスロイスが幅を利かせている分野に参入してきたのです。ロールスロイスに挑戦すべく必要なものを全て装備していて、２０１１年のカリフォルニアのペブル・ビーチでのイベントでお披露目された時には訪れた人々の視線を釘付けにしました。
コンバーチブル４人乗りで、３．６リッターツインターボＶ６エンジンは４２５馬力を発生します。リチウムイオン電池で動き、カップルでのドライブに最適です。後ろのドアはＢピラーが無いため蝶番で開け閉めし、インテリアの美しさが存分に見られます。ホイールベースは１２５インチで子供を乗せてもゆったりのスペースです。センターコンソールは長く取られ、オンラインエンターテイメントが各自楽しめます。まさに豪華さと快適さが同居したのがこの一台です。
インテリア：
エレガントなインテリアは近未来的というよりは格式を重んじたという感じです。シンプルかつエレガント、広々としていて快適といったところでしょうか。ドアやインストパネル、コンソールなどはイタリアン・オリーブの木です。さらに窓やグリル照明システムに至ってもキャデラックならではのエンジニア技術です。
発売がいつになるかは分かりませんが、された際には高級車マーケットに旋風を巻き起こすのだけは確かです。
