世界の自動車業界はエコフレンドリーと低騒音に動きが集中しています。オートショーに行けば必ず電気自動車やクリーンなエネルギーコンセプトが展示されています。上昇する一方のガソリンの価格のお陰で、自動車会社は省エネ車の製作が急務となっているのです。そこで3輪自動車の開発に至っているのです。
1.EVAROハイブリッド3輪自動車
フューチャー自動車技術社が低排ガスハイブリッドカーをデザインしました。このクルマは2010年X賞にノミネートされ、わずか5秒で時速60マイルを出せるということです。省エネ性は抜群で275マイルを1ガロンで賄います。ちなみに全電気では90マイルです。
2.トランスフォーミングトライク
ウージン・チャングがデザインしたモービーという名前で排ガスゼロな電気エンジン搭載です。一番のポイントは後部が外れて変形するという所です。スリムで普通の自動車よりも大分小さな一台です。
3.ホームメイドトライク
ミン・ドングさんが考案したNEVはグリーンで電機で動く一台です。3輪電気自動車はベトナム製で7.1KWHのバッテリーパックで動き、排ガスゼロで走行距離は20マイル、最高速度40マイルです。
4.ソーラーパワー全走行型トライク
ガディ・ダドラーはソーラーパワー3輪車を設計し厳しい状況下でも走行が可能です。特に緊急救助における使用を念頭において作られました。キャビン上部はソーラーパネルで発電し、前輪を動かします。電気エンジンも搭載され、後輪を動かします。
5.E.Rex
オプタ自動車が2010年にデザインしたもので静かな3輪自動車で最高時速144マイルはプリウスの3倍の燃費です。走行距離は100マイルです。
6.バイオトップ
ルイ・ピンヘイロさんのデザイン、タイヤの1つが発電機能を持ちます。ワイヤレス技術搭載で、他のクルマとは一味違う進行・停止が手でコントロールできるものです。
7.サンプデザイン・ネオ
ブラジルのデザイナー、モーリシオ・サンパイオによって考案されました。3つのエンジンがそれぞれ3つのタイヤと連動し、ゴムを通してキャビンは下界と隔てられます。エアコン付です。
8.プジョー・RDコンセプト
コロンビアのデザイナー、カルロス・トレスが考案し、プジョーの賞を受賞しました。商品はXBoxです。電気モーターで走り、これまた3輪です。
9.プジョーQ
コンセプトは駐車場での問題点解決を目指したものです。効率の良い車をということで、コンパクトで軽量なクルマのデザインに行き着きました。そのためには車輪を1つ無くせば良いわけで、フアン・トリヨさんはそのアイデアをこのクルマに取り込みました。2シーター・ハッチバックで一般販売されています。
10.トランスフォーミス
ティエリ・ドメインさんがデザインした自転車・クルマ・3輪車の機能が全て詰まった一台です。電気モーターはそれぞれのリムに内蔵され、2輪か3輪かを選ぶことができます。