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普通のタービンとは違う風力発電方法

空に広がる奇妙な回転マシン、というものを代替エネルギーの専門家は開発しているのです。今ある地上設置式の風力発電機を空にもっていこうというのが発端で、15000フィート上空に「空飛ぶ風力発電機」を置いてジェットストリームをも利用して地球の電気を賄おうというものです。ここではそんな「ブッ飛んだ」コンセプトをいくつか紹介します。

1.空飛ぶ風力タービン

スカイウィンドパワー社とマゲンパワー社が組んで作り出したマシンで、毎時のキロワット発電はわずか2セントしかかからないとしています。15000フィート上空に置かれる発電機は凧のようなカタチでH字のフレームをしています。回転式ローターは本体に取り付けられたアルミニウムケーブルをつたって電気を伝えていきます。

2.マゲンエアローター

もうひとつの会社マゲンパワー社のマシンで、ヘリウムで浮いて発電した電気はすぐに使えます。FEGは高所での使用を目指している一方で、このMARSは600フィート上空という位置をキープしています。

3.MARS空中発電機

その他の風力発電機とは一味違うもので、羽根の代わりにシリンダーを採用しています。この利点としては低速で始められる点と、ローターの価格も極力抑えられるところにあります。風の吸収力も優れており、スペースもそれほど必要ありません。

4.ジョビーエナジーのプロトタイプ

800テラワットの発電が可能で、30KWシステムの飛行機を思わせるものです。空中に垂直に置かれタービンを回します。動き出したら回転しながら動き風の通り道に位置します。テーザーがその後電気をフレームに戻します。近いうちに100KWの試験版を試す方向です。

5.カイトファーム

ハイテクローターや飛行タービンを使わずに発電するものです。コロンビアの建築スタジオ「パイサヘスエナジー」は凧と電線、人も使ったものです。ドバイのビーチにカイトファームを作ってエネルギーを発生させる計画です。

この変なアイデアは200個の凧と60mの電線を使用し、風を利用した発電で600世帯分の発電をします。それぞれの凧から毎年毎時6200KWの電力を発生できると見込んでいます。施設は一般公開されて凧を使ってビーチでパラセーリングもできます。これもエネルギーの為です。

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