最近ではたくさんのエコフレンドリー製品が出回っています。例えばエコフレンドリー・カー、石鹸、塗料、そして洋服などがあります。そこで今回はエコフレンドリー・キッチンキャビネットをご紹介します。使用可能素材は今のところ限られていますが、その数は増えてきています。エコキャビネットは室内の空気をきれいにし、環境をも保護します。現在使われている素材は発がん性物質として知られる尿素ホルムアルデヒド樹脂ですので有毒ガスを使用していないエコ素材に切り替えることの意義は大きいのです。以下にどのようなエコフレンドリー・キッチンキャビネットを作ることができるのかいくつかの例を挙げてみました。
まずはキッチンのリメイクをするところから始めましょう。省エネ家電への移行も忘れずに実行することです。
地元の商品を購入する
塗装・壁紙、そして家電などをなるべく地元で購入することで配達にかかる石油燃料の使用を削減することができます。
保存法
エコキッチンのためには3種類の缶容器が取り揃えてあります。
A,一般ゴミ
B,リサイクル
C,肥料用
これらを上手に活用してよりエコ化を進めましょう。
材料
ハードウッドが人気のようですが、竹などは面白いかもしれません。キッチンカウンタートップにしてもグラニテではなくグリーンコンクリートにしてみましょう。
キャビネット
数は限られていますが以下のような中から選ぶことができます。
1.世界初のエコフレンドリー・キッチンはイタリアのメーカー、バルクシーネ社によって商品化されました。ガラスとアルミニウムからのみ作られたこの製品に天然素材は少なめに使われるため、省エネ効果も大きいのです。キッチンキャビネット自体は15年は使用が可能で、アルミニウムの強度を補強するためにカーボンが利用されています。ガラスとアルミニウムがメインということで完全リサイクルも可能です。
2.次にご紹介するのは竹で作られた製品です。栽培から5年で利用が可能になる竹で作られたキャビネットは強度に優れるだけでなく、見た目もきれいで魅力的な点が特徴的です。
3.キッチンキャビネット用に木材を使うのもありでしょう。環境を考えたうえでユニークなキッチンを作ることができ、かわいらしいハンドルや鉄製ヒンジなどビンテージテイストあふれるキッチンを作り出してくれます。
4.正規の入手経路を通して入手するリサイクル木材によってもキッチンをエコにすることができます。有害物質を出さない塗装を使うことで温暖化ガスの排出を少なく抑えることができるのです。
5.キャビネットメーカー「ニール・ケリー」のデザインした製品は使用素材にホルムアルデヒドを使用しないうえ有害物質VOC量の低い接着剤を使用しており、環境にやさしい作りになっています。
6.キャビネット外装で人気のスタイルは以下のとおりです。
A,再生利用システムを採用する森林で採取された木材の使用
B,エコ素材としては最適な竹素材の使用
C,リサイクル素材をふんだんに用いたステンレススチールの利用
気をつける点としては、、、
A,FSC認証のない木材を使用しない。
B,竹をラミネートするのに使われる樹脂にはホルムアルデヒドが入っている可能性もある。
C,鉄の精製過程においては環境を汚染する要素がある。
エコ化の推進はますます必要となってきています。環境の面だけでなく、健康の面でも効果があり、オーガニック製品は経済的で生物分解もできるのため、次世代のことを考えた際にも地球を守り汚染を増やさないという目的にも貢献することになります。まずはキッチンのエコ化を通して有害化学薬品使用の素材を避けて、健康に良い環境を作り出していきましょう