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『大きな問題』 宇宙の日除けが地球の温度を下げる事が出来るか?

Space sunshade

何故今それを問うのか?

何故?! 明らかに最近の状況は、まとまりの付かない状況にあるからです。 温度が1度上がるごとに、気象状況の劇的な変化で、地球が目を回しています。 北極圏の氷冠はかつてない速さで溶けていて、氷河はその流れの速さを増し、淡水が流れ込んで海の塩分比率を下げ、現在の方向性に変化をもたらし、強風が吹き荒れ、人類全体の存在が、大きな脅威にさらされています。 この全ての不協和音は、忙しい人間の耳に届いていないかもしれませんが、耳を塞いでも、騒音が無くなる訳ではありません。 世界の気象が大きな変化を遂げていて、早く認識し適切な道を歩きはじめる事が、私達にとって良い結果をもたらします。

本当に深刻なのか?

はい、本当です! 上記にあげた事以外にも、地球温暖化は重大な影響を与えています。 まず、地球温暖化で山火事が増加しています。 二酸化炭素の主なフィルターが、自然と人間の手のよる大量破壊に直面している時、吸収する物が無くなれば二酸化炭素は何処へ行くのか? 気温の上昇が、氷冠の溶解を引き起こしています。 溶けるスピードが増すほど、気温は上昇します。 氷が解けると水が増し、より多くの熱が放射されます。(水は熱を吸収し、ゆっくりと放出する性質を持っていると考えられています) 海面が上昇すると、津波や超大型津波の様な大惨事の恐れも増加します。 台風や吹雪は、熱の上昇の形でエネルギーを急速に呑み込んで、大きな脅威となっています。 それが本当に深刻である事を証明ために、もっと理由が必要でしょうか?

人々は何と言っているか?

このアイデアそのものとしては、1989年に遡り、ローレンス・リバモア国立研究所のジェイムズ・アーリーによって提案されました。 20年の歳月とこのアイデアが、他の天才的な考えの燃料を引き出しました。 宇宙飛行士のロジャー・エンジェルは、このプロセスが完成に至るには、あと10年の月日と数兆ドル掛かるかもしれないが、このアイデアは実現するだろう。 科学者の意見は、其々が僅か数インチの大きさの、小さく透明な宇宙の物体が、宇宙に存在する太陽光線を、かなりの確率で実際に利用する事ができるといいます。 多分、二酸化炭素排出量が大幅に減少しないとなると、太陽光の量が減る事で、地球温暖化の上昇を効果的に減少させることができます。 もし計画通りに実行されれば、準備は50年ほどで利用できるようになると予想されます。

開発

実際に物理的な開発が考えられている限り、何も存在しません。 今までの所、化学的な熱狂に過ぎませんが、プロジェクトそのものは十分実行可能で、現実のものになるでしょう。 この提案によると、小さな物体の雲が宇宙に打ち上げられ、地表から100万マイル離れたL1という名の軌道に乗り、太陽光線に完璧に配置されます。 雲の直径は地球の半分ほどで、幅6万マイルに広がります。 この雲は、現在地球上で受けている太陽光を、2%ブロックする十分な効力があります。 衛星を軌道に乗せる、シャトルを使用する従来の方法は放棄されています。 その代りに、電磁ランチャーが打ち上げに使用されます。 重力圏外の宇宙に到達すると、軽量で蝶ほどの大きさの物体は、イオンの推進力を使って、決められた軌道に乗せられます。 これは、従来のロケット方式に掛かる費用を激減させるものです。

主な障害

これまで、このアイデア全てが概念に過ぎないという事実に対し、多くの懸念があり、実現に向けてさらに掘り下げた研究をするには、長い年月が掛かるでしょう。 実現する為のプロセスで、直面する可能性がある主な課題を、下記に記しましたが、最も大きなものは、思想家というハードルかもしれません。 まず始めに疑問があります。 太陽光を何割か遮断すると、地球上の有機生命体に、好ましくない変化をもたらす可能性はないのか? 植物が適切に成長するには、一定の時間に、特定の光の波長を利用していることが分かっています。 このような勝手な変更が、賢明な決断と言えるのでしょうか? 石油ブームの様な、長期的影響はないのでしょうか? また宇宙ゴミを増やしてよいのでしょうか?

何が出来るか?

答は、はっきりしません。 再生可能エネルギー資源を探す事は不可欠ですが、宇宙に傘を作るのかどうか。 しかし今日の様な緊急の状況では、世界が重い二酸化炭素の負荷を背負って疾走するのを見るのは、これは恐るべき光景です。 この様に、日除けは可能性のある選択肢です。 確かに研究はこの方向で進められていて、近い将来、この可能性のある形が見えてくるかもしれません。

 

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