古いハードドライブは、環境汚染の問題とみられていた、非生分解性廃棄物問題として考える事ができず、リサイクルの複雑な方法論が必要です。 ハードウェアハッカーやＩＴ専門家は、これらの古い使い物にならないハードドライブから作られた、非常にクールな製品を考案しました。 ハードドライブの構成要素は、幾つかの磁気ハードディスク(データを記憶する磁気ドットを構成する同心円状リングで出来ている)、磁気読み書きヘッド、ヘッドを回転させる駆動モーターと、沢山の配線回路が含まれています。 これらの構成要素と機能は、次にあげる５つの製品を含む、幾つかの素晴らしい製品を作るために利用されていて、下に記載しているような、ハードドライブのスピーカーやハードドライブの時計、ハードドライブのレーザーオシロスコープやハードドライブのジェネレーター、ハードドライブのグラインダーや研磨機等を含みます。
１．ハードドライブのスピーカー
ハードドライブのスピーカーは、通常のスピーカーが、音を拡張すると共鳴と振動を作る磁場の内側に、コイルを移動させることによって動作するように作られている、という事実に基づいて工夫されています。 可動コイルと同じ機能があり、可動磁場の中に存在していて、磁気ヘッドをトラックからトラックへと好きな位置に動かす事ができます。 同じ事実が、磁気テープの磁場の内側に移動するか順に振動させる、これらの可動コイルに望みの周波数で、増幅されたオーディオ信号を供給し、このようなハードディスクから拡大された音を作るために使用されます。 さらに多くのハードディスクや違うサイズの、より機能的なスピーカーが作られます。 優れたハードディスクのスピーカーは、アフロテックによって作られ、小さなものから大きなものまで、３つの異なるサイズを維持しています。
２．ハードドライブ・レーザー・オシロスコープ
ハードディスク・レーザー・オシロスコープも、ハードドライブの端と円形テープの中央に付けられている、レーザーと２つの鏡装置を加えた、ハードディスクスピーカー内で使用される、同じモデルで作られています。 レーザーは読み書きヘッドの上に設置され、読み書きヘッドが動いている間レーザー光線を放射し、レーザー光線はまず鏡の端に当たり、磁気プラッタの中央にある第２の鏡に反射します。 このように、音が出力ミラーの音楽を可視化し、レーザー光線の発信視覚効果が見られます。 この作品によるプロジェクトの成功は、アレン・パレカによるものです。
３．ハードドライブ時計
ハードドライブクロックは、針のついたアナログタイプの時計です。 時計の針は赤(時間針)、青(分針)、紫(秒針、赤と青のＬＥＤ照明を重ねて作られる)の光線で示されています。 この目的でプレートには、６つの赤と６つの青のＬＥＤが設置されていて、それらはドライブの中央にある白い紙と、ドライブの上部にあるスロットカットを照らします。 全体のプロセスは、時計を動作させるためにプログラムされた、マイクロコントローラー、ＰＩＣ１６Ｆ６２８によって実行されます。 時計のタイマーを調整する為に３つのマイクロスイッチも備えています。
４．ハードドライブ・ジェネレーター
ハードディスクは、世界で最も珍しいネオジム磁石を持っていて、強力な磁場を持つ事で有名です。 この能力は、ハードドライブから磁石を切り離し、風車発電機を作る時に利用されます。 ネオジム磁石は、対角線に同様の極と、４つの対角線上に極を持っています(南南、北北)。 これを半分に切り、通常の北と南の極をそれぞれに作る事ができます。 これが積み重なって、ステッパー風力発電機による２ワットと比べると、１００ワットの電力を発電する２倍強力な磁場を形成します。
５．ハードドライブ・グリンダーまたは研磨機
ハードドライブディスクは、電源と接続したとき、軸を中心とした強力な回転能力を秘めています。 この能力は、素晴らしい軌道ディスク研磨機を作る事に利用されています。 ディスクのカバーと他のボードをドライブから外して、ディスクの表面をむき出しにし、デスクの表面に糊を塗って、ディスのサイズに切り抜いた紙やすりをその上に貼り付けます。 ハードディスクに電源を入れると、高速回転し、素敵な研磨機の形状になります。 色々な種類の金属や非金属の、道具の表面を綺麗にするために使用できます。 この研磨機の力を借りて、ナイフを固定し磨くことができます。
