ecofriend.com

「ピープルズ・プロジェクト」でマグレブホーバーカーが受賞

ドイツの自動車メーカーであるフォルクスワーゲンは、中国市場にむけた人間らしい自動車をデザインするためにイニシアチブを取っています。このプロジェクトはオープンソースなもので、渋滞や汚染、持続性といった環境問題を解決してくれる自動車のアイデアを各地から受け入れています。ジア・ワンという名の市民が提出したアイデアが注目されています。持続可能で汚染ゼロの自動車のデザインとはどうあるべきかについて、彼は革新的なアイデアを提案しました。ワン氏のアイデアは、磁気で空中浮遊しながら走る自動車で、交通事故を避けるためのセンサーなどさまざまなユニークなパーツが統合されています。

VW  magnetic suspension vehicle

フォルクスワーゲンに提出された11万9千ものアイデアの中から、当社は近い将来に車のデザインとして実現しそうな3つの案を選びました。当社はその案を発展させて、オート・チャイナ2012というイベントで展示しました。選ばれたアイデアは、ホーバーカーとスマートキー、ミュージックカーです。

ホーバーカーは磁気で空中浮遊させており、車体が道路から数インチ離れた状態で走行するというもの。座席は2つで、温室効果ガスをまったく排出せずに、磁石で作られた道路網を走ります。

スマートキーは9ミリ厚の薄型キーに搭載された衛星トランスミッションによりリアルタイムで自動車をモニタリングできます。高解像度のタッチスクリーン型ディスプレイが設置されており、3Gネットワークを利用して消費燃料や気象情報、車の安全性についてドライバーに知らせてくれます。

最後に、ミュージックカーについては非常に高度なテクノロジーが満載です。有機ライトが放つダイオード光を用いて、ドライバーがセレクトした音楽に合わせて車体の色を変えることができます。若者たちに大人気の車になること間違いなしでしょう。

フォルクスワーゲンが公募によってアイデアを取り入れようとしたことで、国内における当社のブランドイメージは上昇することになりそうです。このプロジェクトは1年間しか継続しない予定でしたが、需要が高まってきたことにより会期が無期限に延長されました。

参考サイト:Technologicvehicles

 

Today's Top Articles:

Scroll to Top