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風力で動くトイ・カーをつくろう

Wind Powered Toy Car

セイルボートは、帆に受ける風を動力の源として利用して、水の中で苦も無く浮かび、航海していきます。同様に風を動力とする車は、風を利用して走行します。本物を一台持つことも、もちろん楽しいのですが、自分で作っても、大変に楽しく時間もほとんどかかりません。友達とのレースして遊ぶ、風力で動くおもちゃのレースカーの動力源として、家庭用のポータブルファンを使ってください。

難易度:中程度

所要時間:1-2 時間

必要なリソース:

  1. ボール紙
  2. ペン
  3. 空のコップ
  4. はさみ
  5. 接着剤
  6. 2 曲がらないストロー
  7. テープ
  8. 串3本
  9. フロアーファン
  10. マスキングテープ
  11. 工作用紙またはプリンタ用紙
  12. ペン、クレヨン、色鉛筆

予算: 経済的

手順

  1. 車のベースは注意深く設計します。輪郭線をボール紙に引きます。車体のサイズや形状は自由で結構です。しかし、車体サイズはできるだけ小さく4×6インチ(10.1cm×15.2cm)にすると、最良の結果になります。
  2. コップを伏せてボール紙のベースをなぞり丸く型をとります。これが車の車輪になるので、スムーズにトレースするようにしてください。
  3. 切れ味のいいはさみで、滑らかかつ均一にボール紙を片に切ります。綺麗な丸にして、きちんとした車輪にしてください。
  4. ベースになる部品をさかさまにして、平行な線を引きます。車輪の軸が通るラインになるので、側面に対して垂直な直線になるように注意してください。表にひとつ、裏にひとつです。
  5. 車の底面にストローを張り付け、はみ出た部分をカットして、重さを減らし見た目を良くします。
  6. 串を、段ボールの車輪の中心に通します。車輪の端にこれらの串を接着剤でとめます。他の車輪と串を同じように接着します。
  7. 串をストローの中にしっかりとスライドさせ、底から車のベースに刺します。
  8. 串を中心に通し残りの二つの車輪も刺します。そして接着剤で全てを固定するのですが、串とストローをくっつけてしまわないようにしてください。車輪をスライドさせ、車体に近づけます。軸に余分な部分がのこっていたら切り落とします。
  9. ベースの中心も、串を通し、上に突き出させる必要があります。串の下端は、おおよそ床から離れた状態にします。
  10. ねじ巻き構造をつくります。これには工作用紙で方向を決めるための帆をつくります。帆を大きくすれば、受ける風も多くなりますが、実際には帆の形状はお好みで決めることができます。帆の上と下側にしっかりとしるしをつけます。ここがマストに取り付けられる部分になります。
  11. デザインされた帆をマストにしっかりと取り付けます。帆につけたしるしに穴をあけ、固定する時に帆をすこし前に曲げます。帆が滑ってします時にはテープを使って固定してください。

よくある質問:

  1. 車と帆に色を付けていいですか?

A. はい。個性を出したければ、ぜひ色を付けてください。ただし余分なものを付けると車がかさばり、スピードが落ちることは覚えておいてください。なのでシンプルに軽量に保ってください。

2. 全ての材料はどこで買えますか?

A. 一覧のリソースは全て、文房具屋さんやご家庭にあるもので足りると思います。

3. 風力の車は自然な風で動きますか?

A. はい。ただし風力が充分に強く方向がついている場合です。この風力車を最大限に動かそうとすれば、テーブルファンを使うのがベストであることは間違いありません。

手早く作るヒント:

  1. 車の部品は、滑らかに軽く切り取ってください
  2. ベースからつくり始め、次に車輪、帆の順につくってください。
  3. 最大の効果のためには、各パーツをしっかり留めてください。

注意すること:

車のベースは帆を取り付けた後に下向きに弓なりになってしまった場合は、車の中ほどを串を数本使って治すことができます。

リストに挙がっている以外の材料を使わないでください。

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