太陽電池パネルはスイミング・プール用に温水を作るのに経済的です。特に電気代が高い最近の事情ではなおさら貴重です。大きな特長の1つには全て固定式ですから普通の機械に比べて消耗が少ないことです。それでも外の環境にさらされていますから定期的にメンテナンスが必要になってきます。ですから修理が必要になったらここにご紹介するようにしてやれば大丈夫です。
難易度:
簡単
所要時間
およそ3-4時間
これもソーラー電池パネル自体の破損具合によります。普通は接着剤が乾燥するまで8時間以上かかりますから1日がかりになります。
必要素材
ソーラーパネル修理キット
作業用アルコール
釘用液体ノリ
ゴムプラグ
4分の1インチのナイロン製ボルト
かみそり刃
説明
1.電気コードはポンプなどから外すようにする。水は排水して太陽電池パネルを乾燥させます。パネルが乾燥するには少なくとも2時間待ちます。修理に移る前にもう一度電気コードが外れているか確かめます。そうしないと感電する恐れがあります。修理キットも良いブランドのを選ぶと作業がスムースに運べます。
2.パネルの漏れは接合部分の温度差によるもので、サイズが不ぞろいのものを使っている時はなおさらです。まず、漏れの周囲が完全に乾燥していることを確認します。その上で泥を取り除きアルコールできれいにします。かみそり刃を使って1インチ幅に漏れのポイントを切り取ります。この際に自分で漏れを作ってしまわないように気をつけましょう。
3.ゴム製修理ピースはチューブのまわり、つまり切抜きを作ったところに置きます。修理キットにあるチューブに合うサイズにしましょう。また釘のような道具も付いてきてチューブにゴム部品を詰め込むのに便利です。例えば、ファフコ社のキットはプラグをチューブ内に押し込む道具が付いてきていて、端には追加サポートとして液状釘が付いてくるのでここからは二度と漏れないようになります。一晩置いて乾燥させます。そうしたら水を入れて作動させて見ます。
よくある質問
必要なトレーニングというのはあるのですか?
いいえ、説明書をよく読めば誰にでも比較的簡単に修理できます。
安全面で気をつけなくてはいけないのはどのようなことですか?
感電しないように必ず電源を抜いてください。
ヒント
定期的メンテナンスをしっかりとこなせば長持ちさせることが出来ます。
定期的に漏れがないかどうかチェックしましょう。
漏れがあるかないかは排水溝の水の様子を詳しく観察すれば分かります。
ステンレスホースクランプをしっかり閉めないとすぐ緩んでしまいます。
ストラップベルトが壊れていないかどうかをしっかり確認することで、チューブに負担をかけずにパネルを支えることが出来ます。
気をつける点
早い段階から定期的に太陽電池パネルの状態をチェックしておくことは、将来的に故障の発生などを防ぐことにつながってきます。それでもここで紹介したような修理方法に従えば長年にわたって使い続けることが出来ます。