エコフレンドリーなカヤックの作り方です。プラスチックは生物分解できませんから環境にはよくないのです。大量に消費もされますから5%以下しかリサイクルされていません。ゴミとして捨てないで再利用しましょう。さて、プラスチックは軽くて水に浮きますから、たくさん集めてカヤックが作れるのです。シンプルかつ革命的なプロジェクトです。
難易度:
中級:専門技術が必要の点有り
所要時間
経験度合いによる。経験が浅い場合は時間がかかります。2-7日を目安にしてください。
必要な素材
1.メタルワイヤメッシュ
2.プラスチックボトル
3.防水布
4.ベニヤ板
5.ポール
6.木製かプラスチック・鉄の不要ゴミ
7.ダクトテープ
8.ロープ
9.ノリ
10.ハサミ
作業説明
1.メタルワイヤをベースにプラスチックボトルを下にしっかり取り付けて浮かせるようにします。
2.まずワイヤメッシュを地面に配置します。カヤックのサイズを決めてそれに合わせて切り取ります。ボトルを実際に取り付けてみてどの程度距離をカバーできるか見て見ましょう。3-4層にすることを考えて全部でいくつ必要なのか推定します。
3.ボトルは空っぽできれいであることを確認します。キャップ付きとそうでないのとは隔離しておきます。キャップつきのものをロープとダクトテープでしっかりと取り付けます。
4.中心下部にしっかりと重さをつけることが必要です。プラスチックや鉄などのゴミを使います。リサイクルプロジェクトですから使うのはゴミであるのがポイントです。
5.防水布などで下を覆います。サイズを測ってジッパーやノリ、ダクトテープでしっかり装着します。
6.パドルは絶対に必要です。中古を買ってもいいですしベニヤ板で自作してもいいでしょう。
よくある質問
オモリ用にはどんなものを使えばいいでしょうか?
缶やフック、古い食器などの鉄製ゴミでいいです。木のかけら系も良いでしょう。タイルやクリップなどもまとめて縛って使えます。ワイヤメッシュで余った部分やキャップの無いボトルもここで使えます。平均的に慣らしてバランスを整えましょう。
パドルには何を使えばいいですか?
木やメタル、プラスチックポールなどをテープで張り合わせても良いでしょう。ハンドル部分はお店で買えますし、ゴミの中にはハンドルに使えるものもあります。
ヒント
メタルワイヤは捨てられたものを使えばエコ度満点です。スクラップ屋に行きましょう。鶏用カゴなどは最高です。
防水布は帆にも使えます。プラスチックボトルは近所を回って集めましょう。
気をつける点
使い古しのメッシュを利用する際は曲がっているかもしれません。重しになるものを載せてしばらく放置して真っ直ぐに戻しましょう。
実際に海へ出る前にテストをしましょう。重さに耐えられるか、防水布にメッシュで穴が開いていないかなどをチェックするのです。