サーペンタイン・パビリオンが地中に出現!アイ・ウェイウェイとヘルツォーグ&ド・ムーロンによる設計

ロンドンのハイドパークにあるサーペンタインギャラリーは毎夏、有名な建築家に依頼して隣接する草地にパビリオンを建設しています。今年は、アイ・ウェイウェイとヘルツォーグ&ド・ムーロンによる設計です。そのコンセプトがとても面白くて、地中に12本の柱で支えられた休憩所を作ります。この柱は今回のパビリオンのコンセプトだけでなく、これまでパビリオンをデザインしてきた11人の建築家たちも象徴しています。パビリオンの屋根は平らな池になっていて水が循環しており、水面が空を反射しています。

Herzog & de Meuron and Ai Weiwei's 2012 Serpentine Pavilion

サーペンタインギャラリーは世界を代表するアートギャラリーの1つで、毎年75万人の観光客が訪れます。1970年に設立されて以来、1934年に建てられた喫茶店ティー・パビリオンに入居しています。過去12年間にわたって毎年、著名な建築家たちにパビリオンの設計を依頼しており、そのパビリオンは講演会や映画上映のための場として、またカフェとして機能してきました。展覧会の終了とともに、パビリオンは個人オーナーに売却されます。2012年のアイ・ウェイウェイとヘルツォーグ&ド・ムーロンによるパビリオンは、鉄鋼界の大物実業家ラクシュミー・ミッタルによってすでに購入されています。

この新しいパビリオンの特長についてですが、内部空間はコルクが層になっており、水が漂う屋根が地上から1.4メートルの高さにあって外から眺めることができます。ヘルツォーグ&ド・ムーロンによると、地下水にたどり着くように5フィートの深さで掘った地中パビリオンをデザインすることが目的だそうです。それが成し遂げられれば、小さな池を掘り起して、雨水も一緒に溜められるとデザインになるとのこと。

建築家たちが地面を掘ってパビリオンを作ろうと決めたことで、以前は土台や電話ケーブルがあったような場所のまわりに内部空間をデザインすることになるでしょう。コルクは用途が広くて自然素材ということが理由で使われることが決まりました。さらには、水が漂う平らな屋根は水を排出してしまえば、ダンスなどの舞台や講演のときの演壇、さらにダイニングとしても使えます。

参考サイト:Worldarchitecturenews

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