アウトバック・クーラー・コンセプト:電気不要!環境にやさしいソーラー冷蔵庫

Outback Cooler

エコ技術について考えるたびに、私たちの大多数は再生可能エネルギー源からのクリーンな電力の製造と使用を思いつきます。構成要素としての電力は、日常の機械を使用するために非常に重要で、持続可能性は電力の大小に等しい訳ではありません。実のところ、これらは全てエネルギー効率の達成に関わる様々な側面で成り立つ大きな視野を意味しています。オランダの工業デザイナーJo Szczepanska氏は、「アウトバック・クーラー」コンセプトを考案しました。これは基本的には食べ物の冷却機で、受動ソーラーパワー効果を活用しています。(電気は一切必要ありません。

労力要らずのユーザーにやさしい優れた食物冷却機は、オーストラリアの砂漠などの厳しい環境にいるアウトドアのキャンパーやハイカーの役に立ちます。デザイナーによると、この装置は主要な冷却効果のために自然蒸発を活用しています。この自然システムは、よく宣伝されているつぼ型冷蔵庫のメカニズムに基づいており、電気は一切使用しません。

アラビア語でZeerとしてよく知られるこの「つぼ型」の原始的な形は、紀元前約2500年のエジプトの古い王国で使用されていました。スーダンの説教師モハメド・バー・アッバ氏がその現代風の再使用を考案し、大規模に公が利用できるようにしました。

基本的には、名前の通り、粘土のつぼが更に大きな粘土のつぼに入っています。これら二つのつぼの隙間には、湿った土の層があります。湿った布のカバー(アウトバック・クーラーの場合にはストラップ付き)が、二つのつぼを覆います。メカニズムでは、太陽光線という形の太陽エネルギーの取り入れにより、このクーラーの受動熱が使用されています。このソーラーエネルギーにより、食べ物の入ったつぼは温まり、蒸気プロセスが起こります。蒸気によってつぼから出た温かい空気は周りの湿った土の層に移り、土の層から出る冷たい空気は循環してつぼの内部に入り、真空を満たします。このようにして、食物の入った内側のつぼは自然蒸気により冷やされるのです。

機能について、海水でさえも湿った土の層に使用することができます。内側のつぼの壁の表面にうわぐすりを使うことで、食べ物が汚染されるのを防いでいます。しかし、問題は湿気のある気候状態にあります。そのような時は、自然蒸気の発生が少なくなるのでアウトバック・クーラーは上手く機能しません。

アウトバック・クーラーの主な実用性に戻りましょう。これは、持ち運びも可能な上に使用も簡単です。デザイナーによると、乾燥した気候下ではこのシンプルな技術によって、外部の電源を使用せずに食べ物を最大20日間貯蔵することができます。ある意味では、このようなコンセプトは「環境にやさしい」技術は常に気取ったメカニズムをとる訳ではないと実証しているといえるかもしれません。「基本に戻る」アプローチが環境にやさしい時もあるのです。

Source: JoSzczepanska

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