アメリカはポートランドをベースとする「ライノ・モータース」は自動車好きにはたまらない短距離用通勤システム「ライノ」を開発しました。１００％排ガスフリーで電気式です。見た感じは２輪車を半分にカットしたような感じで、他の一輪車と同じような機能ですが低速で通勤に使えて都市部には最適です。ライノ・モータースは限定で５０台の生産を行っておりますが、手作りですから普通のバイクの７倍以上の値段がします。
グリーンマシーン
ライノは一輪の１００％電気バイクで、一人用短距離移動用にデザインされています。特徴としては独特のバランスシステムがあり、難しさを見事に解決されており一輪車の最大の欠点を克服しています。実際には快適に座りながら乗れて、セグウェイのように立ちっぱなしということもありません。安全性も抜群でライトや警笛、モーションセンサー付きでバランスを保ち、機械ブレーキシステムに電池残量表示機に加えて完全防水電気システムも内蔵しています。
グリーン要素
電気をリチウムＦｅＰｏ４電池から取り、排ガスはゼロで大変グリーンです。正面と背後にはライトシステムが取り付けられ方向指示灯もライトに内蔵されています。操縦者が降りた際にはスイッチオフセンサーが働き、スタート時には椅子に座って確認ボタンを押すまでは発進しません。
動力系
高性能交・直流モーターで動き、基本的にはシンプルです。軽量ボディーで時速２５マイルを出し最高では３０マイルで都市部の通勤に対応できます。充電は１．５時間で完了しますが、乗り手の体重に左右されてきます。つまり最大２５０ポンドまでと制限がつけられているのです。驚くべきことは傾斜も最大３０度まで対応可能な点です。タイヤの厚さこのメカニズムの成功の元でサイズは２５インチです。
メリット
運転ポジションを含めたデザインはユーザーには嬉しい仕上がりです。完全電気プロトタイプはその性質上排ガスゼロですから大変グリーンです。ライトには方向指示器が内蔵されており夜間でも通常の道路を走行可能です。普段は歩道を走るように出来ています。安全性も優れていて、自動バランスシステムが特長的で、警告メッセージも表示されます。また、スピードや角度を自動調整して黄色と赤の警告灯で常に充電残量が分かるようになっています。乗り方のハウツーマニュアルも充実していて進行方向も体の向きを変えることで簡単に実現できます。
デメリット
使用条件は都市部での短距離用に限られます。完全電気式ですから走行可能距離は３０マイル以内に限られてしまいます。最高時速も２５マイル程度ですし、太り気味の人には使用できないのも難点です。衝突を避ける点においては更なる改良が求められます。
価格と購入先
一般販売前モデルは＄２５００です。一般販売モデルは来年以降に＄３５００での販売が予定されています。また、このメーカーはハイブリッドモデルとしてアーバン・インダストリアル・スーパースポーツの発表を通して効率性と利便性の向上を図っています。
