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キッチンで野菜を育てる

Kitchen Garden Concept

キッチンで植物や野菜を育てる概念は非常に古くからあるのですが、工業デザイナーでモントリオール在住の、シルバン・チャリアは、その考えを現代に持ってきたようです。 このコンセプトは実行するのも維持するのも簡単で、多くの投資も必要ありません。 植物が根付けば、キッチンで作業している時に、水を遣り刈込み肥料をやります。 スープを煮ている時や鳥をローストしている時、調理に時間が掛かる時は、家の中の庭の世話をすることができます。

 

コストの削減

食品を含む全ての品物に価格は上昇しています。 将来、資源は減少し、あなたの食料も価値が上がるかもしれません。 家庭で野菜を育てる事は、今なら安い価格で購入できるので、非常に適していると言えます。 またこの庭を耕すのに多くのお金を投資する必要はありません。 種を購入し、もし可能なら種子や茎や芽から再生する事も出来ます。 プランターも非常に安く利用でき、キッチンの隅や凹んだ所でそれを育てる事も出来ます。 他にも、桶や容器、カートンなどをプランターに転用するのも、素晴らしいアイデアです。

より良い品質の食材

このシステムのもう一つの大きな利点は、自分でフルーツやハーブを育てると、優れた品質が約束されます。 フルーツや野菜、市場で利用できる食料の品質は下落してきています。 化学物質や有害なスプレイが施されています。 これらは健康に有害な上、あなたのキッチンに届くまで長い距離を移動しています。 これは都市生活者に特に当て嵌まります。 ビタミン、ミネラルや栄養素が低下していますが、これに引換え、新鮮なガーデン野菜は、栄養もたっぷり詰まっています。 それらは芳醇な味わいと、しっかりとした風味があります。 さらに、ユーザーに届くまで輸送する必要が無いので、汚れもなく、活き活きとして泥が付いている事もありません。 このように庭で栽培された食物は、市場で購入する物より健康によく健全です。

デザイン

デザイナーはこのキッチンガーデンに丁寧なレイアウトを考案しています。 それは魅力的で調理場の中を乱雑にはしません。 金属ラックが壁に取り付けられ、正方形のプランターを支えています。 かなり大きな薄板が天井から吊り下げられ、それは土地を入れ、植物が根を張るには十分な深さがあります。 これは非常に革新的で、キッチンの床のスペースを利用する事なく、植物を育てる為の空間を作っています。 調理台の上にはハーブや新芽が、作られた窪みで栽培されています。

結論

機能とは別に、このようなガーデンはキッチンに美しさを与えます。 緑の植物の入っているプランターと容器は、キッチンに活力を与えます。 キッチンはクリーンで広々とした雰囲気を得て、ポップなグリーンはキッチンに対比色を加え、美観を高めています。 キッチンガーデンはパリゾグループと提携して、ワークショップでデザイナーが概念化したものです。 シルバン・チャリアの専門分野は3次元のモデリングや設計管理、工業デザインです。 彼の仕事の背景には興味深いポートフォリオがあり、彼の革新的な他の作品には「ウィキフロー」「ゴグレス」「デュードファインダーとトモ」があります。

 

Via: コロフロット

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