タンパにあるＬＥＤノベーション社は新しいエンハンスライトＡ１９ＬＥＤランプで電球効率の向上を実現しました。ランプはわずか９．４ワットの消費で８１０ルメンライトの出力、つまり６０ワットの光量を実現します。この使用ワット数はフィリップスＬＥＤランプの使用する１２．５ワットに比べても低くなっています。２０１２年の１月に店頭に並び始め、小売・サービス業・商業用など毎日８時間以上使用するために使用されます。一般家庭用には今のＬＥＤ価格を考えるとまだ普及に時間がかかりそうです。この新ランプは３５－９０ワットに代わって使用されることになります。
つくり：
ＬＥＤランプは使用時間が長い半導体を基盤としています。総稼働時間は５００００時間に及ぶとのことです。一般的な白熱球は１０００時間の寿命しかありませんので一年に一回は取り代える必要があります。商業用においてはメンテナンスの人件費も削減できるので効果的です。この電球は普通の６０ワットバルブソケットにフィットするようにデザインされていますし、減光機能にも対応します。
詳細：
色は暖かい白で全角度にくまなく行き渡り白熱球のように熱を発しません。長い寿命と熱の発生が無いことで、照明のデザインに新たな可能性を与え、机やディスプレイにも使えます。色の種類も豊富に対応し、電力消費の少なさでワイヤとスイッチのサイズも節約できます。しかも鉛や水銀を含まないためエコフレンドリー度もアップです。
価格：
このエンハンスライトＡ１９の販売価格はまだ明らかにされていませんが、似たようなワット数のＬＥＤでＧＥ製とフィリップス製は＄２４－３２の間です。在庫が増えてきたことでＬＥＤランプの値段も数ヶ月前の＄４０以上から大分安くなってきています。
