誰しもが、自分のスタイルで環境にやさしくありたいと願っているでしょう。リサイクルや再利用は、建築家やデザイナーの間でトレンドとなっています。どんなものでも、リサイクルされて作品に生まれ変わるのです。結局のところ、できる限りエコであるというのは、地球が必要としていることなのです。この要望に応えて、建築家ミゲル・アンヘル・モタ、ファブリス・ヴィヨームそしてデザイナーのルス・エレナ・モレナは、「タイド・ハウス」という名のエコハウスを建てました。
この家は、リサイクルされた二つの輸送コンテナでできており、その環境にやさしいデザインと素材が強調されています。オリジナルの型は顧客のニーズによって変更され、使用された材料の殆どはリサイクル品でできているので、ヨーロッパにおけるエコ技術ハウスのユニークでスタイリッシュな一例となっています。白く輝くコンクリートでコーティングされた壁は、不思議な手触りで、入射光を反射する役割を果たします。
この家は従来の家とは異なっていますが、機能的で多面的です。家としても、また会議室やアート・ギャラリーとしても、空間を様々な活動に使用することができます。前庭も後庭もあり、前庭はガレージとメインエントランスへ開かれています。二つのコンテナの間には橋が架けられていて、環境にやさしい材料でロフトがつくられています。エコ建築家たちによる、実に環境にやさしい工業デザインです。
Via: Domuseverde
