ecofriend.com

太陽エネルギーを誇示する『さや』の彫刻

再生可能エネルギーの実現を確かにしたものが、ルネサンス公園内の湿原の近くに設置された、新しい太陽電力で稼働する彫刻です。 円形に配置されたレーザーカットされた6枚の金属板から出来ていて、印象的な彫像で自然の美しさを描いています。 さやが休眠状態から次の段階に進み、小さな植物へと形を変える様子を表現しています。

Seed Pod

アラバマ州のアーティスト、ディーディー・モリソンは、様々な有機形態を称賛する、アーネスト・ヘッケルの絵画に影響を受けて、この2.4x3.6mのアート作品を作りました。 ヘッケルは数千の新種を発見し実例を示す事に責任を感じていました。

モリソンは彼女の作品の中で、自然を解釈する事に関心を抱いていました。 彫刻の色構成は、太陽の力強い雰囲気を醸し出しています。 金属面に刻まれた3つの複雑なデザインが交互に配置され、黄色く輝いて透けています。 また、アーティスト独特のはっきりとしたスタイルが、この彫刻に表れています。 モリソンは大きな作品を作る為に、アルミや鋼材、石灰石など男性的とされる素材を使う事で知られています。 彼女は自然と金属の対比に情熱をかけています。 彼女によれば、彼女の自然を描いたデザインとは対照的に、鋼材は無機質で剛直とみなされます。 両者の間のバランスに焦点を当てています。 女性らしく繊細なデザインが、素晴らしいコンセプトを持つ重い金属に重なっています。

緑豊かな環境にある彫刻が表す機能は、太陽エネルギーを称える意を表しています。 彫刻の一部は、太陽光を使用可能なエネルギーに変換する125ワットのソーラーパネルになっていて、充電制御装置を経てバッテリー貯蔵庫に転送されます。 バッテリーを充電するには僅か12ボルトだけを必要とするので、充電制御装置はエネルギーを軽減し、必要になるまでエネルギーを保存します。彫刻の傍にある5.5mのソーラータワーはこのアート作品に、14時間連続して保存していたエネルギーを送ることが出来ます。

モリソンは、この彫刻が維持可能なエネルギーの使用方法を紹介しているのを快く思い、生命の起源についての議論が活発になる事を望んでいます。

 

 

Via: Nooga

Today's Top Articles:

Scroll to Top