長い海軍埠頭は、シカゴを象徴する場所の一つとなっています。 実際この１，０１０ｍもの広がりは、ミシガン湖周辺で一番の観光スポットの一つと考えられています。 しかしこのように壮大な景観であっても、残りの大都市とこの有名な桟橋が、空間的に確かに繋がっているようには見えません。 建築的解決策として、ＢＩＧ建築と米国に本社を置くＡＥＣＯＭは、この重要なウォーターフロントを完全に『活性化』する、野心的な提案を想定しています。
物質的また視覚的共に重要性を持たせるために、彼等が設計に試みた事は、便利にアクセス出来るように、円形に分割された多くの空間に網羅されています。 これらの区域を分類すると、イーストエンド公園や埠頭公園、クリスタルガーデン、スカイラインガーデン、ゲートウェイ公園、そして南ドックがあります。
其々の空間は、明らかにユーザーが体験する種類のものです。 例えば、いわゆるイーストエンドパークは湖岸沿いの風景を提供し、限りなく続く空と湖の広がりを見て心理的影響を強化しています。 この風景は、桟橋の先端で繰り広げられる、高さ１５２ｍのウォーターショーによってさらに強調されます。
同様に特別に考案されたガーデンは、他では見られない自然の美しさで有名です。 クリスタルガーデンは透明のガラスのファサードで遮断された屋内造園で構成されます。 この屋内公共区域は、維持堪能な食糧生産やエンタテイメントや教育、料理の専門知識に至るまで、様々なアトラクションで構成されています。 一方、スカイラインガーデンは、様々な幾何学的模様で美しく纏められた、屋上庭園の一群を巧みに取り入れています。
最後に、全構想の「最も重要な部分」がいわゆる大階段です。 腰かけられる大きな階段のエリアとして想定され、この広大な区域は、頂上の屋上へと進む無数の階段から構成されています。 この巧みな設計パターンは、目立たない公共ゾーンから都市を一掃する眺めを提供します。
Via: デザインブーム
