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巨額の費用をかけて下水からキレイな水を守る

2011年に北ハーレム浄水設備の爆発火災によって2億ガロン以上の 汚水がハドソン川に流れ込んだ事故をうけて、ニューヨーク市はこのようなことが2度と起こらないように、また流れ込んだ汚水の浄化作業用として$380億を投資して18年間かけて作業に当たるという決定を環境省との間で結ぶことになりました。

決定事項の中には植枡、屋上緑化、そして多孔性舗装駐車場を設置して水の流れ込みを防ぐことになっています。また、新技術として植物や土がスポンジ代わりとなって下水に流れる前に水を吸い込むようなデザインも出てきました。要するに、水の流れ込みを防いでしまおうというものなのです。

過去には, 排水処理施設は街の中に膨大な量の下水を垂れ流してきていました。驚くべきことはノース川だけでも毎年8億ガロンの処理前の水が流れ出しており、全体ではその量は300億ガロンにのぼります。

こんかいのプランで150億ガロンの下水の垂れ流しを防ぐことになり、2030まで継続できることになります。この 緑化計画によってニューヨーク市内の下水システムが管理されて上水道の汚染を防ぐ効果も期待できます。

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