ecofriend.com

氷上で世界最速記録をたたき出したE-RA

フィンランドは、Mika Hakkinen、Kimi RaikkonenやKeke Rosbergといった世界に名だたるレーサーを輩出している国です。Helsinki Metropolia大学の学生が中心となり、氷上を走るバッテリー駆動の最先端の世界最速かつ最先端の電気自動車に仕立てました。このチームは、最大378の馬力をさらに驚くべき2360lb/ftのトルクで出すことができるその車をE-RA(Electric RaceAbout)と名付けました。

Electric RaceAbout Sets 161 MPH Speed Record – On Ice

常にフィンランド人は、技術に魅了されておりこの車の技術も例外ではありません。第二次世界大戦後フィンランドは、農業一本では身を立てられないとして技術立国に転換しました。氷上で最速の電気自動車がこのような先進的な民族によりつくられたとしても不思議ではありません。

E-RA(Electric RaceAbout)は、極めて低いエネルギー消費と最小限の排気に抑えられた内容の濃いスポーツカーです。車体のシャシー部分は、カーボンファイバー製のモノコック(車体構造)、高強度鋼のサブフレームと調整可能なコイルオーバー仕様のダブルウィッシュボーンサスペンションとなっています。バッテリーは、32kWhの容量があり10分で250kWの充電が可能なチタン酸リチウムセルで構成されています。ダイレクト4WDとは、それぞれの車輪に電気モーターを搭載したしたものです。

テスト走行でE-RAは、100キロあたり2.35リッター相当の電気消費となりました。0km/hから100km/hに達する加速時間が6秒未満であり、200kmsの走行範囲があるE-RA(Electric RaceAbout)は、従来のレース車に厳しい競争を課すことになるでしょう。

E-RAの試験用テスト走行は、Nokian Hallapelittaの氷用タイヤを装備してUkonjarvi.湖の氷上で行われ、自社のテストドライバーであるJanne Laitenenはこの電気自動車を161.63mphの最高速度で運転しました。記録更新時のE-RAの平均速度は、およそ156.67mph(252.09kmph)に達しました。

 

出典: Hybridcars

Today's Top Articles:

Scroll to Top