電気への移行が未来を決めます。多くの自動車メーカーが都会のニーズに合わせてさまざまなバージョンを生み出しています。2013年初旬、日産はオール電化のバンを世界規模で生産開始する予定です。 オール電化バン、e-NV200グローバル生産の先頭を切るのはスペインのバルセロナとなり、約700人の新規雇用が見込まれています。
日産は同モデルの生産に1億6千万ドル、約1億ユーロ相当を投資したとしています。この日本の車メーカーはガソリン駆動のNV200も生産しています。電動バージョンは同社バルセロナ工場で生産を開始しますが、量産車の、しかも電気自動車史上画期的な出来事といえるでしょう。渋滞の激化と世界温暖化がこのような事業をますます増やすにちがいありません。
グローバル市場でのこのラインアップは、同社のリーフと平行しての発売となります。リーフが誇る、１度の充電サイクルに出せる145キロ以上の最高時速は175キロです。これはエアコンを使用していない場合に限ります。電動バージョンのNV200もEV購入層の厚い欧州でテストドライブを行っています。同社はスペインに３つの生産工場を持っていますが、そこでの雇用は合計4800人にのぼります。それぞれ所在地は中央にアヴィラ、北にカンタブリア、そして北東にバルセロナとなっており、オフロードトラック、自動車、そしてバンを生産していることで知られています。
Via: Straitstimes
