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ゴミになった毛織物がアート作品に!もっと環境を身近に感じさせてくれます

これまでにも環境意識の高いアーティストたちが、廃品と見られている物を使って見応えのある作品を制作しているようすをたくさん紹介してきました。このような再利用はゴミを減らすだけでなく、これらの製品がゴミとしてゴミ処理場に行かずに、アートギャラリーを美しく飾るのにも役立つのです。メリア・シム氏はそのようなアーティストの一人です。古い毛織物を素材にして、地球とその資源を保護する必要性について気づかせてくれるアート作品を作っています。

Craft : Meliors Simms – textiles

メリアは古い毛織ブランケットなどの製品を再利用してアート作品を作ります。彼女の作品は、油の汚れや有毒ゴミ、溶けていく氷河といった自然災害など、私たちが気づかないまま地球が陥っている環境の危機について表現しています。1つ1つが手製でステッチされており、作るのにものすごい時間と精神力が込められています。アーティストによると、作品制作のインスピレーションは両親から来ているとのこと。彼女の母親は版画家で、父親は詩人です。メリアが目指しているのは断固とした美しさで、そのために全力で作品作りに努めています。母親から裁縫を教えてもらったメリアですが、そのテクニックを変容し続けて、それぞれの作品で用いる技法をいつも変えています。

たくさんのクリエイティブなデザイナーやアーティストが廃棄物を利用して、さまざまな形態の革新的な彫刻を作っているってすばらしい事ですよね。彼らの彫刻を見ると、ゴミがさまざまな方法でリサイクルできうると分かるし、多くの人に気づきを与えることができます。私たちが毎日生み出しているゴミは、私たちの生存を支えている繊細な生態系に影響を与えています。

参考サイト:TractorGirl

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