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ヨンサン国際ビジネス地域のランドマークタワーのデザイン特性

都市開発共同事業体「ドリームハブ・経済投資プロジェクト」により建設が進むランドマークタワー(全長620m)は、3400万平方メートルもの面積を生かして多彩なコンセプトを実現させるべくデザインされました。この高層タワーの外壁部は二重螺旋構造により、デザイン面だけでなく装飾用に施された十字のフレームワークを強化させる意味でも大切な役割を持ちます。

ヨンサン・ビジネス街プロジェクトに関連した20棟のビルの建設に要する土地は、延べ3000ヘクタールにおよびます。建設は当初の予定よりも早いぺースで間もなく開始される予定です。タワー上部から放たれるイルミネーションレーザーは直径76メートルの範囲をカバーし、長さ22メートルにまっすぐ伸びた光の矢がまさに雲に届きそうな勢いです。建設が完了した際にはドバイのブルジュ・ハリーファタワーに次いで世界第二位の高さを誇ることになります。

おのおのペアになった2つの骨格構造パイプがビルの中軸部を通ってそれぞれ反対方向に伸びており、強風や地震の揺れからビルを守るような作りになっています。

ランドマークタワー竣工式は2011年11月11日にヨンサン国際ビジネス地域にて行われました。このプロジェクトに関わるドリームハブ社は一連の建設プロジェクトにおいて25%のデザイン提供、75%の民間建築設計の担当を引き受ける契約を締結しました。しかし2012年1月25日に発表された建築計画概要は市長のウンソン・パク氏の要望により一から計画のやり直しを迫られ、ドリームハブ社の要望であったフロア総面積の割合を912%にする要望がソウル市側に却下されたことを受け、608%に改正される事態となりました。

防音・電気周り・外観のエンジニアリングを専門とするArup社は、メインタワー20棟のうち第8タワーを担当しており、ビルの高層化に伴うこれらのエリアにおける注意点についてアドバイスを提供しています。

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